薪をつくろう!森を育てよう!2012
昨日(11月23日)、長野市茶臼山公園にて、『薪をつくろう!森を育てよう!2012』を開催しました。
8:00受付開始、9:00開会式~16:00閉会
しばらく前から当日までの天気予報は雨でしたが、曇天にとどまり、無事に催行できました。
参加者30名、NPO関係者15名の合計45名。
主催:NPO法人CO2バンク推進機構、長野市自然エネルギー普及協議会
後援:長野市地球温暖化防止活動推進センター
協力:長野市公園緑地課
茶臼山公園には、広い樹林がありますが、中には倒れる危険のあるような支障木があります。外来種でもあるニセアカシアは、根も浅くて大木になったものは倒木の危険も出てきます。安全に公園を利用してもらうためにも、森の手入れが必要になります。このイベントは、長野市内の薪ストーブユーザーに参加してもらって、伐採とその処分=薪づくりを行ってもらうものです。薪は自分の家の薪ストーブで使ってもらいます。こうすることで、公園の環境美化、環境整備を市民ボランティア参加で行うことと、薪の燃料利用による化石燃料の削減が地球温暖化防止にもつながります。まさに一石何鳥かの効果が期待されます。
伐採作業
森林組合から3名の職員さんに来てもらい、プロの技能を披露してもらいながら、チェーンソーなどの安全な使い方や手入れの仕方などを教えてもらいました。大きな樹木を倒す作業はなかなか見られないので、ご家族で参加された方など、みなさん興味津々でした。
玉切り~運び出し
倒した樹木の枝を払い、運搬できる長さに玉切り。みんなで力を合わせてトラックに積み込み、作業場所まで運搬します。
薪づくり作業
作業場所では、2~3グループがひと固まりになって、運んできた玉切りの樹木をチェーンソーで薪の長さに切断します。
そのあとで、油圧式エンジンの薪割機で薪割をしました。
手入れ
作業中もチェーンソーの手入れを行いながら安全かつ能率よく進めました。本職の森林組合さんもいますので、ふだんなかなか聞くことのできない手入れの仕方や使い方も習得できました。
積み込み
薪づくりが一区切りしてきたところで、各自の自動車に積み込みです。軽トラやトラック、バンなど、それぞれが自分の作った薪を積み込みました。
たくさんの薪ができました。燃料資源として貴重ですよね。
車は作業場所に横付け。お互いに協力し、譲り合いながら進めるのがこのイベントを安全、スムーズに進めるための秘訣です。参加者の皆さんのご協力に感謝です。
元の様子(1)
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作業終了後(1)
元の様子(2)
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作業終了後(2)
休憩時間を有効活用して、植樹や自然エネルギーの体験も行いました。これは別報します。
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