謎の粒つぶ ~木質ペレット~
写真の、直径6mm長さ10~20mm程度の円筒形の物体が、木質ペレットです。
これを昨日レポートしたペレットストーブで燃やします。
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木質ペレットの原料はいろいろなものが流通していますが、写真のものは長野県産カラマツを原材料としています。
植林された森林は適度な管理が必要ですので、そこで発生した木材を有効活用することで、地域でエネルギー源を確保すること、つまり石油に依存しないですむ暖房が実現できます。
木はCO2を吸収・固定して生長します。木を燃やしてもCO2は発生しますが、別の樹木の生長に使われると考えると、トータルでCO2が循環する、これが木質バイオマスの考え方です。
地下から採掘した石油や石炭は、燃焼した分だけ大気中にCO2を増加させますので、地球温暖化防止の観点から、使用をできるだけ避けていきたいのです。
ペレットストーブでは、炎が見えますので、和やかな気分になります。
また石油のように臭いがしないので、補給の際に手に臭いがつくこともありません。
県内の森林組合で取り扱っているほか、私たちのNPO事務局でもストックし、取りに来られる方には工場価格でお分けしています。必要な方はご連絡ください。
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